2010年01月22日

今がいいだけじゃ、ダメなんだ


コーチ・カーター 原題:COACH CARTER
製作2005年 アメリカ 監督:トーマス・カーター
脚本:マーク・シュワーン、ジョン・ゲイティンズ
出演:サミュエル・L・ジャクソン


本当にスポーツが上手だとプロを目指したらいいのですが、
そこそこ上手だと・・・・どうしますか?
コーチ・カーターは私が学生時代にお世話になった
部活の顧問と同じような事を言っていて
懐かしく思いながら観ました。

(あらすじ)
大学進学率が低く、卒業できる生徒も少ないリッチモンド高校で
新任のバスケットボールコーチとなったケン・カーター。
彼はまず、選手を集め学校の成績向上と規律を守ることを書いた
契約書をかわすのであった・・・・・・。


私は大学時代スキー部に所属していたのですが、
顧問の先生の口癖は「君らはプロになるわけじゃない。」でした。
もちろん、技術の向上を目指すのは悪い事ではないけれど、
それだけではダメなのだ、と。
部活動と言う小さな社会の中で学び成長し、
卒業した後でそれを活かすのだと教えられました。
実際、人間関係など社会人になってから使えるものは
部活動の中で得たものが多かったです。

リッチモンド高のバスケ部員は厳しい練習を乗り切り、
バスケの腕は向上しました。
しかし、やっぱりそれだけじゃダメなのです。
高校時代が輝く事は悪いことではありません。
でも、大事なのはその先なのです。

コーチ・カーターの一生懸命さは
地域住民や選手の親には伝わりません。
成績の事や規律の事などは
ホントは親が教えなくちゃいけないことなのに、
誰一人としてそういう事に気づかないのです。


この話は実話なのだそうです。
終わりには選手達のその後も紹介されており、
コーチ・カーターの功績は素晴らしいものだと
改めて思いました。

2012.05.20 追記
ブログDEロードショーで再見。

とても治安が悪い地域にある高校です。
そういう所で育つとそれが当たり前になって
大人でさえもだんだんと感覚が麻痺してしまって
今さえよければ・・・って学校の先生や
教育委員会でさえも思ってしまうみたいです。
(DVDの特典インタビューで
カーターコーチご本人が言っていました。)
子供の事を一番に考えているであろう親ですら
この子はプロになるかも・・・と
安易な判断をしてしまうそうです。
(まあ、この気持ちはわからないではないけど。)

子供の将来を真剣に考え、信念のもとに行動する
・・・・・自分のために一生懸命になってくれる
大人がいるという事は
子供の成長にとっても大事な事だと思いました。

あとは、団体プレーのすばらしさですね!
私自身は一人でマイペースにやるのが好きで
何かを他人に頼んでやってもらうくらいなら
自分で何もかもやった方が楽だという人間なのですが、
クルーズがチームに戻りたいと言った時の罰を
みんなで代わりに受ける・・・・・・
あの行動には胸を打たれました。
損得とか関係なしに仲間を純粋に思った行動は
本当に「絆」があるのだと思いました。

地味ながらもいい映画だと改めて思いました。
再見の良い機会を与えてくださってありがとうございました!


posted by マミイ at 09:55| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 実在の人物・事件が元ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
生徒だけじゃなく、町の人々や教師、親までもが「勉強より試合で勝つこと!」になってしまうのが、自分でも陥りそうな失敗でした。
彼らがカーターに出会えたのは、本当に幸運なことだったと思います。マミイさんもよい顧問さんに出会えてよかったですね!
生徒達が自分からクルーズを助けたシーンはわたしも感動しました。(というか、いろんな所でウルウルきたけど 笑)
今回もご参加ありがとうございました!
Posted by 宵乃 at 2012年05月20日 15:31
宵乃さん、こんにちは。

>自分でも陥りそうな失敗でした。
あの環境の中でずっと育っていたら
何が当たり前なのかわからなくなっていくような気がします。
難しいですよね。

>マミイさんもよい顧問さんに出会えてよかったですね!
はい!
顧問の先生にはOB会で年に一度お会いする機会があります。
今も少々説教くさいですが、(笑)
すごくいい先生です。

>(というか、いろんな所でウルウルきたけど 笑)
選手それぞれのエピソードもよかったですよね。
最後に実際の進路も紹介されていて、
ずっと彼らを見てきたから親戚のおばちゃんのように
進学を喜んでしまいました。笑
Posted by マミイ at 2012年05月20日 17:09
>大人でさえもだんだんと感覚が麻痺してしまって
>今さえよければ・・・って学校の先生や
>教育委員会でさえも思ってしまうみたいです。

審議にかけられている時も毅然とした態度でいた
カーターは偉かったですよね!見ていた学生が、あそこで
発言するか??とも思いましたが、そこまではなかったですね(^▽^;)

カーターは鍵の開けられた体育館で勉強してる学生を見た時は
こみ上げてきたでしょうね〜!!

今回も素晴らしい映画との出会いでした!
僕もトラックバック、させて頂きました(^^♪
Posted by take51 at 2012年05月22日 21:54
take51さん、こんばんは。
トラックバックもありがとうございます。

>見ていた学生が、あそこで発言するか??とも
>思いましたが、そこまではなかったですね(^▽^;)
私も思いました。
でも、地域住民も自分たちの為に言ってくれてるわけですし
なかなか言いにくかったでしょうね。

>カーターは鍵の開けられた体育館で勉強してる学生を見た時は
>こみ上げてきたでしょうね〜!!
ですよね〜!
会の時は奥さん以外は味方がいなかったのに、
子供たちにはしっかりと自分の心意気が伝わっていたのですから!!
私だったらボロ泣きしてしまうかも。笑
Posted by マミイ at 2012年05月22日 22:40
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「コーチ・カーター」を見ました!!
Excerpt: 今回もブログDEロードショーの企画に参加させて頂きました!!(^-^) コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD](2005/12/16)サミュエル・L・ジャクソ..
Weblog: サラウンドに嵌った男のブログ
Tracked: 2012-05-22 21:49

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