いつか晴れた日に 原題:SENSE AND SENSIBILITY
製作1995年 イギリス・アメリカ 監督:アン・リー
原作:ジェーン・オースティン
脚本:エマ・トンプソン
出演:エマ・トンプソン、アラン・リックマン、
ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラント
ジェーン・オースティンの小説「分別と多感」の映画化です。
落ちぶれ貴族の娘たち、働く事も許されず受身にならざるをえない
今と全く違う状況なのですが、ついつい見入ってしまいます。
昼メロ好きにオススメ!?
(あらすじ)
ダッシュウッド家の主人が亡くなり、遺産を相続できない母娘は
自分の家に間借りする事になる。
ファニー夫人は意地悪であったが、弟のエドワードの登場で
ダッシュウッド家の女性達の心はほぐれていく。
やがて母娘はバートンコテージに引っ越すが・・・・・。
原題の「分別と多感」通り、分別のある理性的な姉エリノアと
多感で天真爛漫な妹マリアンヌの恋愛話が物語の軸となってます。
今と違って、愛だけでは結婚できない時代のようで
女性は受身にならざるをえないのですが、それでも二人とも
自分の気持ちに素直に生きており、どちらの恋も応援してました。
お金では愛は買えないけれど、
愛だけではどうしようもない事もありますね。
ヒュー・グラントはこういう貴族の格好というか
ヒラヒラの衣装って似合いますね。
可愛げがあって好感が持てました。
アラン・リックマンは寡黙で自分の愛を押しつけようとしない人で
めちゃタイプでした。
あと、ヒュー・ローリーが演じているおしゃべりな妻と義母に
辟易している無口なパーマー氏がステキで
出番が少ないものの出るたびに目が釘付けでした。
後で調べたらドラマ「Dr.ハウス」のハウス医師でした。
今度ドラマのほうも観てみようかしら・・・。
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