ヴィドック 原題:VIDOCQ
製作2001年 フランス 監督:ピトフ
脚本:ジャン=クリストフ・グランジェ、ピトフ
出演:ジェラール・ドパルデュー、ギョーム・カネ
むさっくるしいオッサン(失礼!)が大勢出てくる
ゴシック・ミステリーです。
私がジェラール・ドパルデューを好きになったのはこの映画。
見にくいところも多々あるけれど、映像が好きです。
美男美女が出なくても映画って成立するのです。
(あらすじ)
悪漢から探偵へと転身したヴィドックが死んだというニュースが
パリ中を駆け回った。
ヴィドックの伝記を書く予定であったエチエンヌ・ポワッセは
彼の最後の事件の足取りをたどるのだが・・・・。
上にも書きましたが、オッサンのオンパレードです。
最初に観た時はオジサマ達のもみあげが気になって気になって
仕方がありませんでした。(笑)
でも、そんなオッサン達のドアップが続いた後に
洗濯女たちのおっぱいばっかり執拗に撮ったり
陰鬱な街の風景から抜けるような青空の絵画のような映像へと
移ったりとか、たま〜にドキッとさせられる映像があり
観ていて飽きませんでした。
(まあ、私は芸術を語るほど何も知らないのですが・・・・)
何度も観てるから犯人が誰かわかっているけど、
放送しているたびに観たくなる作品です。
ちなみに、ヴィドックっていうのは実在した人物らしいです。
まあその事実を知らなくっても
オープニングの新聞記事を読めば
彼がどういう人なのかだいたいわかるという設定なので
全然OKです。
(そういう私もどんな人なのか知らないし。
パリでは有名人なのかしら。)