ボーン・コレクター 原題:THE BONE COLLECTOR
製作1999年 アメリカ 監督:フィリップ・ノイス
原作:ジェフリー・ディーヴァー
脚本:ジェレミー・アイアコン
出演:デンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー、
クイーン・ラティファ
設定とか色々とおもしろそうだったんですけど・・・・
私的にはちょっと残念、でした。
まあ珍しく気弱なジョリー姐さんが観れただけでもいいかな。
(あらすじ)
リンカーン・ライムは証拠から事件を解決する優秀な刑事だったが
事故により頭と指1本以外は麻痺してしまう。
ある猟奇的な事件が起き、リンカーンは新米刑事である
アメリアの才能を見抜きパートナーに選ぶが・・・・。
まず、時代設定がよくわかりませんでした。
麻痺してしまったリンカーンが使うパソコンやベッド周りは
最新鋭のものです。
その割にベッド上のリンカーンと外に出ているアメリアを
結びつけるものは無線のみ。
せっかくだからカメラくらいつけてあげましょうよ。
後はあまりにも証拠を軽視する刑事たち。
ドラマ『CSI』を見てる私としては
黄色いテープを貼って立ち入り禁止にし、
ぜひとも彼らを呼んでいただきたかったです。(笑)
というわけで刑事が証拠を集めるっていうのに、
ちょっぴり違和感を感じました。
猟奇的殺人犯にしても、またしてもドラマの話になりますが
『クリミナル・マインド』のように
プロファイリングを駆使してもよかったんじゃないかな。
途中で色々と出てきた未解決事件は
一体なんだったのか終わった後も疑問に残りました。
なんといっても、タイトルの『ボーン・コレクター』。
この関連が弱すぎると思うのです。
いきなりソコにつながるか〜!?という違和感がありました。
原作がどうなってるのか気になるんで読んでみようと思います。
これは以前TVで観たっきりで、レビューも上げていませんが、最初観たときには、寝たきりで捜査するという特異性が面白かったです。
でもアンジェリーナ・ジョリーが検視官だったのですね。まったく気が付いてなかったりして。(^^;
安楽椅子探偵の最たるものといった感じでしょうか。
設定は面白かったのですが・・・。
実はアンジェリーナ・ジョリーは刑事なんです。
でもやってる事は検視官とか鑑識の類なんです。
(というか、使いっ走りです。
今なら片眉ピクリとあげて断られそうです^^;)
だからリンカーンは直属の上司ではないし、
その辺が曖昧だったのが
ドラマ『CSI』好きの私にはピンときませんでした。
(最後の方には証拠をわしづかみにしていて
オイオイ・・・といったシーンもありますので。)