2009年10月17日

ヒトの想像力ははてしない

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ネバーエンディング・ストーリー 原題:DIE UNENDLICHE GESCHICHTE
製作1984年 ドイツ・イギリス 監督:ウォルフガング・ペーターゼン
原作:ミヒャエル・エンデ
脚本:ウォルフガング・ペーターゼン、ヘルマン・ヴァイゲル
出演:ノア・ハサウェイ、バレット・オリバー、
タミー・ストロナッハ


ファンタジー強化週間第2弾です。
特撮は今と比べると・・・ですが、
音楽(特にリマールの主題歌)もいいし、
今観てもワクワクドキドキできました。

(あらすじ)
いじめられっ子の少年バスチアンは偶然逃げ込んだ書店で
不思議な本「ネバーエンディングストーリー」と出会う。
ファンタージェンという世界の崩壊を止めるために
旅に出た勇者アトレイユの物語を読み進めるうちに
バスチアンは・・・・・。


現実の世界とファンタージェンの世界が入り混じった構成です。
白馬に乗って世界を駆ける美少年アトレイユには
ウットリしてしまいます。
バスチアンはちょっと目立たないです。

今の特撮技術でするとどうなるんだろうなぁ・・・とか
考えて観てました。
95分で割とサクサク進んでいくストーリーなのですが、
脇役キャラも含めてもっともっと観たい、
世界にはまりたいなぁと思いました。


終わり方はちょっとどうかなぁと思うのですが、
(原作者のミヒャエル・エンデも不満で訴訟したそうです。)
原作をきちっと読んでみたい作品の一つです。


2013.02.24追記
『ブログDEロードショー』の真冬のファンタジー企画として再見。
せっかくなので、買ってからずっと読んでいなかった原作も
読んでみることにしました。

とにかく、原作はとてもおもしろかったです!!!
私もバスチアン同様、お話にひきこまれました。
600ページほどあるのですが、三日で読み終わりました。
映画を観ていたから、脳内で再生しやすかったのもあります。

多大な原作の半分ほどしか映像化できていないのです。
でも、当時の特撮技術を考えると無理もないですね。
子供が観る事を考えたら95分でこの内容を収めたというのは
評価できると思います。

原作を読んだ後にひっかかってしまったのは
もっともっとバスチアンに焦点をあててほしかったです。
映画ではほとんど目立たなかったバスチアンだったけれど、
お父さんとバスチアンの関係は胸にグッときました。
そしてやっぱりあの終わりかたは不満ですね。
原作ではバスチアンの成長が描かれているのに、
アレではあの3人と同レベルになってしまいます。

それでも、これからも好きな映画であることに変わりはないです。
ファンタージェンよ、永遠なれ!!!


posted by マミイ at 13:59| 大阪 ☁| Comment(7) | TrackBack(2) | 冒険・ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バスチアンはホントにいじめられてそうな気弱な感じの男の子で、アトレイユは勇者らしく美少年でしたね〜。
それぞれはまり役なのに、バスチアンは目立たない!(笑)
ドイツ版は2時間でもっと長い話だったらしく、そちらをデジタルリマスターして、あの主題歌も付け足して、ブルーレイで発売してほしいです…。
いちおうリメイク(もしくは映像化第二段?)もつくられてるんですよね。2014年公開予定らしいけど…?
今から楽しみです!!
Posted by 宵乃 at 2012年10月31日 13:46
宵乃さん、おはようございます。

>それぞれはまり役なのに、バスチアンは目立たない!(笑)
あはは、われながらひどい事書いてますね(^^;
今思えば、彼が目立たなかったのは
バスチアン自身が徐々にアトレイユの気持ちになりきっていったのを
観ている私自身も無意識に感じ取っていたんでしょうね。
そういう気持ちの動きを上手に描いていたと思います。

>あの主題歌も付け足して、ブルーレイで発売してほしいです…。
この主題歌もはずせませんよね!この歌を聴くだけで感動が呼び起こされます。
逆にこの主題歌なしの映画はちょっと物足りないですよね。
本当にいい曲でした。

>いちおうリメイク(もしくは映像化第二段?)もつくられてるんですよね。2014年公開予定らしいけど…?
>今から楽しみです!!
そうなんですか、情報をありがとうございます!
ますます原作を読みたくなりました!!
Posted by マミイ at 2012年11月01日 07:25
こんにちは!
原作を読んでの再見ありがとうございます。ファンタジー強化週間でも取り上げていて、ファンタジーといえばこの作品って感じでしょうか。

原作を読んだのは小中高で三回くらいだと思いますが、やっぱり原作の素晴らしさはそう簡単には映像化できませんよね。
実はファンタジー企画で「モモ」を再見したものの、あまり楽しめず記事にしなかったんですよ。
原作に忠実でも映画的に面白くない場合もあるし、逆にこの作品みたいに、変なところはあっても原作の感動は再現できることもあって…。

バスチアンと父親のシーンをもっと増やしてくれれば言う事なしだけど、わたしもこれはいつまでも大好きな作品です!
今回もご参加ありがとうございました。
Posted by 宵乃 at 2013年02月25日 14:10
あ、また書き忘れました。
バスチアンのイラスト、本に熱中してるってのがすっごい伝わってきていいです!
毛布被って時間が経つのも忘れて読みふけってしまう事ってありますよね〜。
Posted by 宵乃 at 2013年02月25日 14:12
宵乃さん、こんにちは。

原作を読んでから再見するというとてもいい機会になりました。
ありがとうございました!

>ファンタジーといえばこの作品って感じでしょうか。
まさにおっしゃる通りです!
この映画は本当に夢があって大好きです。

>原作に忠実でも映画的に面白くない場合もあるし、逆にこの作品みたいに、
>変なところはあっても原作の感動は再現できることもあって…。
映画のリメイクでもそうですけど、
まったく違うことをやっていてもおもしろいものはおもしろいですよね。
まさに映画の妙だと思います。

>バスチアンのイラスト、本に熱中してるってのがすっごい伝わってきていいです!
>毛布被って時間が経つのも忘れて読みふけってしまう事ってありますよね〜。
ありがとうございます!
本当にこの本は熱中しました。
もしかしたら、子供に話しかけられてても
没頭しちゃって、無視してるかもしれません(^^;

簡易版を読んだのですが、原作どおりの二色刷りの本が欲しくなってしまいました。
Posted by マミイ at 2013年02月25日 15:46
マミイさん こんばんは。
ごぶさたしております。きみやすと申します。

>そしてやっぱりあの終わりかたは不満ですね。
>原作ではバスチアンの成長が描かれているのに、
>アレではあの3人と同レベルになってしまいます。

これには完全に同意です。
自分も子供の頃、この映画を観て
親にねだって(笑)原作を買ってもらったのですが
映画版は言わば、半ばぐらいでしかなく。
どんどん、バスチアンが変貌していく様にドキドキしたり
アトレーユとの友情に涙がでそうになったりしながら。
ラストへなだれこんでいくのが素晴らしかったです。

映画も好きなのですが
あの時間にまとめたのはすごいと思いますが。
最後がやっぱり「うーん」となってしまいます。

また、原作の方を読んでみたくなりました。
ありがとうございました。
Posted by きみやす at 2013年02月28日 20:22
きみやすさん、こんばんは。
こちらこそご無沙汰しております。

>映画版は言わば、半ばぐらいでしかなく。
>どんどん、バスチアンが変貌していく様にドキドキしたり
>アトレーユとの友情に涙がでそうになったりしながら。
>ラストへなだれこんでいくのが素晴らしかったです。
後半は本当に手に汗握りながら読みました。
バスチアンの変わりようにも衝撃を受けましたし
その過程があったからこそのラストもすばらしかったです。

映画を観てから原作を読んだ場合は
両方を評価できますが、
原作を読んでから映画だと不満たらたらになりそうですよね。
でも、この映画がなければ私は原作を読む事はなかったから
やっぱりこの映画はすばらしいと私は思います。
(だからこそ、あのラストが惜しいです。)

>また、原作の方を読んでみたくなりました。
いつ読んでもファンタージェンに行けるし
何度読んでも楽しめますよね!
私は今まで読んでなかったのがもったいないです。
子供にもぜひすすめたいのですが、
なかなか思うようにはいかないです(^^;
Posted by マミイ at 2013年02月28日 21:34
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Excerpt: 原題:THENEVERENDINGSTORY 製作:西ドイツ・イギリス’84 監督:ウォルフガング・ペーターゼン 原作:ミヒャエル・エンデ ジャンル:★ファンタジー/アドベンチャー母を亡く..
Weblog: 忘却エンドロール
Tracked: 2012-10-31 13:47

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Weblog: 忘却エンドロール
Tracked: 2013-02-25 10:50

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