2009年08月19日

三者三様の立ち回り


続・夕陽のガンマン 地獄の決斗
英題:THE GOOD, THE BAD AND THE UGLY
製作1966年 イタリア 監督:セルジオ・レオーネ
脚本:ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ、フリオ・スカルペッリ、
セルジオ・レオーネ
出演:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、
イーライ・ウォラック


「続」と言っても例にもれず!?続き物ではないです。
主役3人の立ち回りがおもしろく、最後の決闘も
めっちゃドキドキしました!

(あらすじ)
ブロンディはお尋ね者のトゥコと組んで懸賞金詐欺をしている。
ある日ブロンディはトゥコを見限り、砂漠に彼を放り出す。
トゥコは命からがら逃げ帰り、ブロンディに復讐を誓う。
一方その頃、エンジェルアイは北軍から消えた金貨を探して
人を探していたが・・・・・・。


原題では「善玉」「悪玉」「無頼漢」としてそれぞれ
イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、
イーライ・ウォラックをあてはめていますが、
イーストウッドはお尋ね者と組んでるところからして
実はそんなに「いい人」ではないんですよね。(笑)

裏切ったり、騙しあったりという具合に
完全なる信頼関係などない世界です。
それが目先の目標のためにお互い手を組んだり
離れたりするのがおもしろかったです。
お話の背景に南北戦争が絡むのですが、
北軍と南軍、どっちが善か悪かという描き方をしておらず、
そちらも興味深かったです。

リー・ヴァン・クリーフはしびれるほど冷酷無比な悪役が
よく似合ってました。
でも、一番人間くさいのは無頼漢、イーライ・ウォラックです。
彼は必死に生きようとあがいてます。
生きるためにずるい事でもやってのけますが、
なんだか憎めない男です。

放映時間は結構長いのですが、だれる事なく一気に観ました。
エンニオ・モリコーネの音楽がこれまたいいんですね〜〜〜。
posted by マミイ at 07:08| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西部劇・時代劇・歴史もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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