2009年08月16日

適材適所


ミッドナイトムービー 
原題:MIDNIGHT MOVIES: FROM THE MARGIN TO THE MAINSTREAM
製作2005年 カナダ 監督:スチュアート・サミュエルズ
出演:アレハンドロ・ホドロフスキー、ジョージ・A・ロメロ、
ジョン・ウォーターズ、ペリー・ヘンゼル、
リチャード・オブライエン、デビッド・リンチ


深夜の映画館で上映され、伝説となった映画のドキュメンタリーです。
私は『ロッキー・ホラー・ショー』しか観た事がないですが、
深夜に観たせいか、妙な高揚感に包まれました。

『エル・トポ』、『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』、
『ハーダー・ゼイ・カム』、『ピンク・フラミンゴ』、
『ロッキー・ホラー・ショー』、『イレイザーヘッド』の
監督や出演者、批評家にインタビューした作品です。


映画って誰かと一緒に観に行っても
始まるとお互いに無言だしほぼ孤独に鑑賞するものですが、
観客全員が一体感に包まれるような映画もあるのですね。
70年代のアメリカの映画館では大麻もOKだったらしく、
それはもうものすごい事になってたんでしょうね〜。

本物のドラッグよりもはまってしまう映画に出会えるなんて
幸せな事だと思います。
作ってる人が売れ線なんて考えずに
自分が本当に作りたいものだけを作ってるから
他人をひきこむ力を生み出すのかもしれません。
ジョージ・A・ロメロはしゃべってるだけでも
映画好きだな〜というのがにじみでてました。

ハリウッドの潮流のど真ん中をいくアクション超大作もいいけれど
こういうわき道に逸れたような作品もいいものです。
やっぱ、こういう映画ってのは真夜中に観てこそ
魅力が倍増すると思います。
話題性があって売れてるからって
朝から何回も放映するもんじゃない作品たちです。
適材適所って言葉がしっくりくるなと思いました。
posted by マミイ at 02:21| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 実在の人物・事件が元ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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