僕らのミライへ逆回転 原題:BE KIND REWIND
製作2008年 アメリカ 監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジャック・ブラック、モス・デフ、ダニー・グローバー
ジャック・ブラックが色んな映画のリメイクを
勝手に作っちゃう映画です。
元ネタがわかってると、めっちゃおもしろかったです。
(あらすじ)
古いレンタルビデオショップで働くマイクは
トラブルメーカーの友人ジェリーのせいで
店にあるビデオのデータが消えてしまうはめになった。
店長に発覚することを恐れた2人はその場しのぎで
適当にビデオを作るが、それが評判になり・・・・・。
ありえね〜〜!って設定ですが、
リメイクビデオのチープさがすごくおもしろかったです。
これは著作権とか大丈夫なの?って心配になるくらいでしたが、
そりゃあ大丈夫じゃありませんよね。(笑)
その辺もしっかり撮っていておもしろかったです。
(実際に、監督が一番撮りたかった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のネタは
許可がおりなかったそうです。)
おもしろいだけじゃなくって、ハリウッドの今の売れ線狙い、
コメディやアクションに偏っている部分も
しっかりと批判してました。
映画に対する愛がギュッとつまってる映画と思います。
愛がなきゃできませんよね、こういう作品は。
それにしてもジャック・ブラックはこういう
トラブルメーカーの役がとってもはまってます。
やっぱ、ジャックは最高!!!
2013.06.16追記
ブログDEロードショーの企画で再見しました。
やっぱりおもしろくて、あったかくなれる映画でした。
いつものジャック・ブラックの役柄ならば、
私利私欲に走ってしまう完全なるトラブルメーカーになっちゃうと思うのですが、
今回はとってもいい感じ!
『恋愛睡眠のすすめ』でも手作り感覚のセンスがとても光っていた
ミシェル・ゴンドリー監督でしたが、
今回もチープな手作り感がとてもよかったです。
周りをどんどん巻き込んでいくのがすごくイイです。
最後なんて『ニュー・シネマ・パラダイス』ばりに感動するかも!?
原題の「BE KIND REWIND」は「巻き戻してご返却ください」という意味だそうです。
そうそう、昔ってレンタルすると巻き戻してから返却してましたね。
分かっていないので、そういう感じはなく、フクザツな気持ちになりました。
初見時から4年近く経っていても、この作品にある「見てて当然」らしき作品は
あんまり見ていないので・・・増えていないんです(笑)。
>今回もチープな手作り感がとてもよかったです。
でも、この監督の「ココのこだわり」は大好きですし、
何といっても「映画愛」を感じるので良い作品だと思いました☆
わたしも観ている間はありえね〜!って思ってたんですが、だんだんとお祭り気分で一時的に盛り上がるならアリかなぁと思えてきました。
開発が進んで自分たちの暮らしてきた町が変っていく真っ只中だったからこそ、というか。
でも、映画好きがあんなにたくさんいるというところはマジであり得てほしいですよね!
映画愛の詰まった作品でした。
今回もご参加ありがとうございます♪
>初見時から4年近く経っていても、この作品にある「見てて当然」らしき作品は
>あんまり見ていないので・・・増えていないんです(笑)。
私もエラソ〜な事言ってますが、
実は「ゴーストバスターズ」と「ロボコップ」、
「2001年宇宙の旅」くらいしかわかりません(^^;
後は雰囲気を楽しむというか・・・・・。
>でも、この監督の「ココのこだわり」は大好きですし、
>何といっても「映画愛」を感じるので良い作品だと思いました☆
膨大な宣伝費で売れ線を狙う映画でないところが好きです。
ハリウッドの超大作も嫌いではないのですが、
そればっかりだとやはり食傷気味になってしまいます。
こういうあまり売れなさそうな!?作品もたまにはいいですよね!
>背景に気付いてキュンとしちゃいました。
>ミシェル・ゴンドリー監督の手作り感をよく表していると思います!
ありがとうございます!
手作り感を出したかったので、とても嬉しいです♪
>だんだんとお祭り気分で一時的に盛り上がるならアリかなぁと思えてきました。
良い嘘と悪い嘘があるとしたら
この作品は良い嘘の世界ではまりこむととても楽しめますよね。
>でも、映画好きがあんなにたくさんいるというところはマジであり得てほしいですよね!
>映画愛の詰まった作品でした。
本当に、みんなの出すアイデアがいいというか、
街を、映画を愛しているんだなぁというのがわかりました。
大手のDVDショップは便利だけど、
こういうちっちゃなお店がずっと続いていってほしいと思います。
>今回もご参加ありがとうございます♪
こちらこそ、いつもまとめをありがとうございます。
また次回もよろしくお願いいたします!
今回は見終わって批判的な立場でしたが、
皆さんのブログを読んで考え方が変わりました!
下準備をして見直していと思います!!(^.^)
>おもしろいだけじゃなくって、ハリウッドの今の売れ線狙い、
コメディやアクションに偏っている部分も
しっかりと批判してました。
映画に対する愛がギュッとつまってる映画と思います。
愛がなきゃできませんよね、こういう作品は。
そうなんですよね、その辺をすっかり見落として
ました。この部分は製作者の伝えたかったことなんでしょうね!
>原題の「BE KIND REWIND」は「巻き戻してご返却ください」という意味だそうです。
そうそう、昔ってレンタルすると巻き戻してから返却してましたね。
あ、そうだったんですね!この邦題もなかなか
惨いですね〜(笑)
僕はビデオのレンタルをあまり借りたことがないんです!
本当に最近、映画を見始めたので。。(^▽^;)
もっと前から映画を見てれば良かったです!
そんな気持ちでいっぱいです。こんな事言っても
仕方ないんですけど(笑)
クレージー男と頼りない店長代理の二人で、話を進めてる間は、何かトッチラカッタ話で少しイラッとしてたのですが、メロニー・ディアスが出て来て、やっと話が落ち着き、そこからは普通に観る事が出来ました。
だから、この映画、彼女が一番印象に残ります。(可愛いし〜笑)
あの序盤、中盤から、あんなラストへ持っていかれるとは思ってもいませんでした。
その辺は、素直にヤラレタなぁ、と思ってます。
あのラストを観ていたら、「ラスト・ショー」(「The Last Picture Show」)の題名が浮かんだので、今年中に再見してみる事にしました。
(苦い大人への旅立ちを描いた作品で、この映画とは180度方向が違うし、昔観た時、結構、苦痛だったのですが、再チャレンジしてみたくなりました(P・ボグダノビッチとJ・ブリッジスの出世作)〜レンタルしてるんだろうか(笑))
>皆さんのブログを読んで考え方が変わりました!
私も他の方の意見を読んで気づいたことがたくさんありました!
単純におもしろい、おもしろくなかったで終わらないのが
ブログDEロードショーのいいところですね♪
>愛がなきゃできませんよね、こういう作品は。
ホントですよね。
愛があるからこそ、批判とかもっとこうしてほしいっていう思いが出てくるんですよね。
>もっと前から映画を見てれば良かったです!
>そんな気持ちでいっぱいです。
私も70年代、80年代のロックをライブで観たかったなぁという思いはあります。
どう考えても無理ですが(^^;
今はDVDで気軽に観れるものが増えたから
(観たいものがお店に置いてなかったりするんですけど(>_<)
いい時代になりましたよね!
>だから、この映画、彼女が一番印象に残ります。(可愛いし〜笑)
メロニー・ディアスは愛らしかったですよね。
最初に登場した時はブサイク扱いだったけど、
全然そんな事ないですよね!
>あのラストを観ていたら、「ラスト・ショー」(「The Last Picture Show」)の題名が
>浮かんだので、今年中に再見してみる事にしました。
>(苦い大人への旅立ちを描いた作品で、この映画とは180度方向が違うし、
>昔観た時、結構、苦痛だったのですが、再チャレンジしてみたくなりました
ある映画を観たら、ふっと別の作品が観たくなる事ありますよね。
私は「みじかくも美しく燃え」を観て
「禁じられた世界」の子供たちを観たくなり、
その後タイトルに惹かれ「恐るべき子供たち」を観て
また心中もの!?の「うたかたの恋」を観るという流れになりました。
レンタル置いてあるといいですね!
「愛の嵐」はありませんでした(ToT)
そして今度は苦痛ではありませんように!!
>いつものジャック・ブラックの役柄ならば、
>私利私欲に走ってしまう完全なるトラブルメー>カーになっちゃうと思うのですが、
>今回はとってもいい感じ!
今回もいろいろやらかしてはいるのですが
憎めないというか愛すべきダメ男って感じですよね。
ただ、最後のテレビ落としたところは
もし別のDVD店の店長が来なかったら、と思うと
ヒヤっとする(笑)
メロニー・ディアスは見てるうちに段々魅力を感じてきますね。他の作品ではあまり見かけませんが...特に可愛かったのはヒゲなんてないよって顔を寄せられる場面です。
>憎めないというか愛すべきダメ男って感じですよね。
丸くなったというか、そんなに破天荒ではなくなってきましたよね。
>ただ、最後のテレビ落としたところは
>もし別のDVD店の店長が来なかったら、と思うと
>ヒヤっとする(笑)
ああいうところがジャックらしいというか。笑
>特に可愛かったのはヒゲなんてないよって顔を寄せられる場面です。
ちょっとした、何でもないような場面がとってもよかったですよね!