製作1967年 イギリス・アメリカ 監督:ジェームズ・クラベル
原作:E・R・ブレイスウエイスト
脚本:ジェームズ・クラベル
出演:シドニー・ポワチエ、クリスチャン・ロバーツ、
ジュディ・ギーソン、ルル
日本の学園ドラマは暑っ苦しいくらいの熱血教師が定番ですが、
シドニー・ポワチエはクールなんだけど
すごくいい先生で憧れました。
(あらすじ)
サッカレーは就職口がなく、仕方なく教師になった。
受け持ったのは問題ばかり起こす生徒ばかりのクラス。
初めての教鞭で戸惑うばかりのサッカレーであったが・・・。
教職は次の仕事までのつなぎ、という意識があるからか
結構クールな先生なのです。
でも、投げやりではないのです。
人の信頼を得るためにはまず、こちらから
相手を信頼しなければいけないのかも。
なかなか難しいことですよね。
いつまでも子ども扱い、ガキ扱いでは成長できないのです。
一人前として扱われてこそ大人という自覚が生まれるのかも。
少しずつ変わっていく先生と生徒の関係、
こちらの心もゆっくりと温かくなっていきました。
服装や歌、ダンスは60年代バリバリです。
でも、だからこそ今見るといい感じなのかも。
原題と同じ「TO SIR, WITH LOVE」という曲は
すごく素敵でした。
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