2009年06月27日

何もない町で


アラバマ物語 原題:TO KILL A MOCKINGBIRD
製作1962年 アメリカ 監督:ロバート・マリガン
原作:ハーパー・リー
脚本:ホートン・フート
出演:グレゴリー・ペック、メアリー・バダム、
フィリップ・アルフォード、ロバート・デュバル


映画『カポーティ』を観てからみたかった作品No.2です。
カポーティがモデルになった人物はどれかと思いながら観ました。
(兄妹の友人ディルがそうらしいです。)

(あらすじ)
恐慌後の1930年代、弁護士の父を持つジェムとスカウトの
兄妹は毎日元気に遊びまわっていた。
ある日父が白人女性を暴行した黒人の弁護を
引き受けることになり・・・・・。


妹の視点で描かれた作品です。
あくまでも主役は子供たちだと思います。
子供の世界の話と大人の話(父の働く法廷)が入り混じりますが
混乱することもなく、きっちりと描かれていました。

そしてなによりグレゴリー・ペックがかっこいいです。
理想の父親ですね。
きちんと聞く耳と判断する頭をもっており
絶対に頭ごなしになることはありません。
すっごいステキでした。

黒人差別など色々な偏見があった時代です。
しかし、偏見を持たずに相手の身になって考えることは
現代でも難しいことです。
胸を打つお話をさらりとまとめているのもよかったです。

もっと色々なエピソードがあるそうなので、
原作が気になる作品です。
「老人と海」も読んでみたいし、
そろそろ図書館に行ってみようかなぁ・・・・・。
実は引っ越してからいまだに市立図書館に
行ったことがないんです。



blogram投票ボタン
posted by マミイ at 10:10| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメント&TBありがとうございました。
あはは、ディルのこと知ってたんですね〜。私はこれを知った時、「カポーティ」の彼からは想像もつかなくて驚いてしまいました。

あの家で、黒人の家政婦が母代わりのようにしていたのも、あのお父さんのおかげですよね。子供たちはあの事件で初めて差別に触れたのかな?
彼らにはいつまでも仲良し家族でいてほしいです。
Posted by 宵乃 at 2011年11月14日 13:53
宵乃さん、こんにちは。

先に『カポーティ』を観て
登場人物を調べていたらこの作品にたどりついたんです。
(「冷血」も「アラバマ物語」も原作本を
まだ手にとってすらいませんけど^^;)

フィクションとはいえ、ハーパー・リーはこの作品通りの
利発な女の子だったんでしょうね。

家族の絆って大切だなと思える映画でした。
お互いを尊敬し、尊重する素晴らしい家族でした。
本当にずっとこのままでいてほしいですね。
Posted by マミイ at 2011年11月15日 08:14
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

映画「アラバマ物語」観ました
Excerpt: 製作:アメリカ’62 原題:TO KILL A MOCKINGBIRD 監督:ロバート・マリガン 原作:ハーパー・リー ジャンル:★ドラマ父親を尊敬し父の話しを聞くのが大好きな兄妹スカウト..
Weblog: 忘却エンドロール
Tracked: 2011-11-14 12:48

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。