マスク 原題:MASK
製作1984年 アメリカ 監督:ピーター・ボグダノビッチ
脚本:アンナ・ハミルトン=フェラン
出演:シェール、サム・エリオット、エリック・ストルツ、
ローラ・ダーン
『マスク』といっても、ジム・キャリー主演の
名作コメディではないです。
こちらは実際にあったお話で奇病におかされながらも
強く生き抜いた親子の感動ストーリーです。
(あらすじ)
ロッキーは頭蓋骨形成異常という病気のために顔が肥大化し
初対面の人はいつも彼を驚きのまなざしで見ていた。
しかし、母や母の友達たちは彼を特別扱いせず
ロッキーの持ち前の聡明さで明るく過ごしていたが・・・・。
母親役のシェールがすばらしかったです。
悲観的になる事もなく、普通の肝っ玉かあちゃんです。
普通どころか、ドラッグに男連れこみ、とかなりすすんでるかな。
でも、この人はホントにまっすぐなのです。
こういうまっすぐな親に育てられた子供は
まっすぐに育ちます。
大変な病気を持っているロッキーも自分を卑下せず
まっとうに生きてました。
でも、思春期の男の子・・・・やはり外見が気になります。
「ヒトは外見だけじゃない!」っていうけど、
外見が一番に入ってくるわかりやすい情報じゃないですか。
恋愛において外見のハンディってのはどうしようもないかも。
年をとってくると、外見なんてこだわらなくなるけれど。
そのあたりを見るのはちょっとつらかったかな。
お涙ちょうだいモノではない前向きな家族の物語だったけど
それでも涙が出てきました。
ローラ・ダーンもめちゃめちゃキレイでした。