デス・プルーフinグラインドハウス
原題:Quentin Tarantino's Death Proof
製作2007年 アメリカ 監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル
グラインドハウスっていうのは60〜70年代に
低予算映画を数本立てで上映していた
アメリカの映画館の総称なのだそうです。
タランティーノ監督の映画愛が伝わってくる映画でした。
(あらすじ)
テキサスの人気DJジャングル・ジュリアは女友達とバーに行き
たわいもない会話を楽しんでいた。
そんな彼女たちを髑髏マークの「耐死仕様(デス・プルーフ)」
シボレーに乗った中年男性がつけまわしていた・・・・・。
カート・ラッセルが怖いです。
スタントマン役ですが、地獄を見てきたような表情が
恐怖感をあおります。
そして、終盤の豹変っぷりもすばらしいです!
女の子たちは美脚ぞろいでうっとりしながら見ました。
お尻から足のラインなんて最高!
アーリーン役のバネッサ・フェルリトは
ドラマ『CSIニューヨーク』のエイデン捜査官役で有名です。
そんなバネッサのラップダンスはもう、
エロかっこいいったらありゃしない!
女の私でもドキドキしました。
メアリー・エリザベス・ウィンステッドのチアガール衣装も
私的にはツボでした。
前半は割とダラダラしてますが、うまく言えないのですが
嫌いなダラダラ加減ではないので楽しめました。
女子ってのはだいたいこんな話ばかりしてますよ。
後半のカーチェイスはマジですごいです。
心拍数があがりっぱなしでした。
ゾーイ・ベルという人は本当のスタントウーマンなのですね。
本当にすごい人だと思います。
音楽もすごくかっちょいいです。
ラストも異様にスカッとしました。
映画が始まった時にはまさかこんな終わり方をするなんて
夢にも思いませんでしたよ。
さすがはタランティーノ監督です。
フィルムにわざと傷をつけたり、フィルムがとんじゃったりと
古い映画風にしてるのもおもしろいです。
こういう映画を観て監督は育ってきたんだろうなぁ。
ロバート・ロドリゲス監督の『プラネット・テラー』と
嘘っこの予告編すべてをあわせて『グラインドハウス』という
作品なので、予告編も含めて全てを観てみたかったです。
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私は前半のダラダラは耐えられなかったのですが、後半車に乗り出してからはよかったと思います。
グラインドハウスらしさを「わざと」出す首謀も見ていて楽しかったです。にしても、昔はそれが普通のフィルムに起っていたのですから、扱いの杜撰さには驚くばかりです。
ラストはもうなんとも言えません。
笑ってしまいますが、リー君…合掌。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
コメント&トラックバックありがとうございます。
前半のグダグダ感は女性ならではって感じです。(笑)
全員がそうではないですが、
女ばかり何人か集まるとああいうくだらない話やってます。
フィルムに傷がつくぐらいなら想像できますが、
途中がない!なんてビックリですよね。
それでも放映しちゃうアメリカ人にビックリです。
わたしも白くじらさんと同じで前半はダメでした。最初はわざとだした古臭さも、ダラダラしたガールズトークも笑ってみてられたんですが、さすがに長すぎて(笑)
そうか、美脚や美尻にうっとりしてればよかったのか!
後半は「こう来たか!」という感じですね。いつの間にやら、映像も綺麗になってテンポも現代ふうに。
カーチェイスはホントに凄かったです。
思いついてもやる人はいないようなネタを全力で形にしてしまうタランティーノ監督が結構好きです。
>さすがに長すぎて(笑)
>そうか、美脚や美尻にうっとりしてればよかったのか!
あはは、私もダラダラが長すぎて他の事にばかり気をとられてしまいました。笑
でも、長かった分後半との温度差が明確で
後半部分がよりおもしろく感じたような気がします。
>思いついてもやる人はいないようなネタを全力で形にしてしまうタランティーノ監督が結構好きです。
そうなんですよね。
ホント、映画バカですよね!
愛がないとできないと思います。