銀河ヒッチハイクガイド
原題:THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY
製作2005年 アメリカ・イギリス 監督:ガース・ジェニングス
原作:ダグラス・アダムス
脚本:ダグラス・アダムス、キャリー・カークパトリック
出演:マーティン・フリーマン、サム・ロックウェル、
ズーイー・デシャネル、ジョン・マルコビッチ、ビル・ナイ
とんでもないスケールのSFおバカ超大作でした。(笑)
なんとなく、テリー・ギリアムの『バロン』に
通じるものがあるなぁと思っていたら、
原作者はモンティ・パイソンの製作に関わっていた人でした。
(原作は超人気があるみたいです。)
(あらすじ)
アーサー・デントはさえない英国人であったが、
実は宇宙人であった友人のフォードに助けられ
地球の爆破からヒッチハイクで逃れることができた。
アーサーは銀河ヒッチハイクガイドという本を頼りに
宇宙への旅に出かけるが・・・・・。
設定が奇想天外ではちゃめちゃです。
きっと、ものすごく細かい設定がなされていると思うのですが、
そんな事はお構いなしで次から次へと変なものが
たっくさ〜〜〜〜ん出てきます。
変なものが好きな人は楽しめると思います。(笑)
声の出演も豪華でした。
アラン・リックマンやヘレン・ミレン、
スティーブン・フライなど・・・・・
(最初は出てるのかと思って、必死に探しちゃいました。)
アラン・リックマンのボヤキなんて最高です!(笑)
元々はラジオドラマだったみたいです。
日本語訳もおもしろいそうなので、
また挑戦してみたい本が増えました。
2012.07.31 追記
ズーイー・デシャネルみたさに再見。
原作を読んでから再見しました。
当然かもしれないですが
原作を読んだ方がわかりやすいし、おもしろいです。
できれば原作を読んだほうがいいです!
(展開等は多少原作とは違いますが。)
イルカが歌う皮肉たっぷりの歌もいいし、
フォードがタオルにこだわっていたのは
理由があったんです。
ズーイーはかわいかったです。
彼女はエキセントリックな役が似合います。
ロボット、マーヴィンの顔と声もよかったです。
出てきた瞬間笑ってしまいました。
原作のイメージと一番近かったかも!
マーヴィンのファンになってしまいました。
笑いに関してはハリウッド的なお笑いとは違うので
ちょっととまどうかもしれません。
あと、ネイティブじゃないと理解できない部分もあります。
スラーティバートファーストという名前の人が出てきますが
「Slurred Barfed Farted」(ゲロゲロオナラの意)の
もじりらしく、地球人アーサーがその名前を聞いた時に
眉をひそめる感覚は日本人にはわからないですよね。
スーパーコンピュータ「ディープ・ソート」も
「ディープ・スロート」からきてると思います。
多分、ほかにも色々あるんでしょうが
今回は気づくことはできませんでした。
また、いつか再見してみたいです。
とりあえず、原作の他のシリーズも読んでみたくなったので
(3作の正篇に、続篇2作、外伝の短篇1つを加えた
計6作からなるシリーズらしいです。)
全てのシリーズ読了後に再見したいです。