2009年03月22日

愛のカタチ


ことの終わり 原題:THE END OF THE AFFAIR
製作1999年 イギリス・アメリカ 監督:ニール・ジョーダン
原作:グレアム・グリーン
脚本:ニール・ジョーダン
出演:レイフ・ファインズ、ジュリアン・ムーア、スティーブン・レイ


実は私、今まであまりジュリアン・ムーアの事を
好きではなかったんです。
なんかちょっと神経質そうだし・・・・・。
この映画で彼女のイメージが変わりました。

(あらすじ)
作家のモーリスは偶然にも旧友のヘンリーと再会、
ヘンリーの妻サラが浮気をしているかもと相談され
モーリスは動揺する。
彼はかつてサラと不倫関係にあったのだ。
そしてその関係は突然終わってしまった。
嫉妬にかられたモーリスは私立探偵を雇い
サラの身辺を探るが・・・・・。


主人公であるレイフ・ファインズの視点で描かれているので
サラやヘンリーのホントの気持ちはよくわかりません。
でも、実生活でもそうですよね。
他人の思うところなんて誰にもわからないものです。

愛するがゆえに、人を信じる事があれば
愛するがゆえに、人を疑ってしまう事もあり、
愛するがゆえに、遠くから見守る事があれば
愛するがゆえに、己の激情のおもむくままに奪い去る時もある、
同じ愛でも色んなカタチがあるなぁ、と
改めて思い知らされました。

ここに更に宗教的な愛も入ってくるので
男と女の純愛もの、とは一概には言えないので
あまり信心深くない私としては、
なんだかなぁと思う場面もありました。
むしろ、信心深くないからこそサラの気持ちがわかる部分も
あるのですけどね。
posted by マミイ at 17:44| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラブ・ロマンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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