酔いどれ詩人になるまえに 原題:FACTOTUM
製作2005年 アメリカ・ノルウェー 監督:ベント・ハーメル
原作:チャールズ・ブコウスキー
脚本:ベント・ハーメル、ジム・スターク
出演:マット・ディロン、リリ・テイラー、マリサ・トメイ
前述の作家チャールズ・ブコウスキーの売れる前の時代を書いた
自伝的小説の映画化です。
マット・ディロンがこ汚いオヤジを演じていましたが、
本人はもっとこ汚かったんだろうなぁと思いながら観ました。(笑)
(あらすじ)
自称作家のヘンリー・チナスキーは仕事をしながら
原稿を出版社に送る毎日。
隙あらばサボって酒を飲むので仕事はいつも長続きしなかった。
ある日バーでジャンという名の女性に出会い、
いつしかジャンの家に転がりこむチナスキーであったが・・・。
作品中を気だるい雰囲気が覆う大人な映画です。
ウイスキーのグラス片手に酔いどれながら
ゆっくりと観たい感じです。
・・・・・ま、私はウイスキー飲めないんですけど。
こ汚い、酔いどれのろくでなしが主人公なんだけど、
ダメ人間なんだけど暖かく見守ってあげたくなります。
仕事は長続きしないけれど、とにかく執筆は続けた、
書くことに関してはとってもピュアなヒトだったのだろうと
思いました。
この映画の原作は「勝手に生きろ!」なのですが、
ブコウスキーに興味を持ったので
とりあえず、短編集から読んでみたいと思い
「町でいちばんの美女」というのを買ってみました。
明日届く予定なので楽しみです♪