2009年03月02日

かなりリアル


海と毒薬
製作1986年 日本 監督:熊井啓
原作:遠藤周作
脚本:熊井啓
出演:奥田瑛二、渡辺謙、岡田真澄、岸田今日子


遠藤周作の原作を高校生のころに読んだ覚えがありますが
印象すら覚えていないので、映画で観てみることにしました。

(あらすじ)
第二次世界大戦末期の昭和20年5月。
九州の医大で研究生をしている勝呂と戸田は
物資もなく、空襲におびえ漫然と日々を送っていた。
ある日医学部長選挙で巻き返しをはかりたい教授から
B29の捕虜を使った生体解剖実験の助手を頼まれるが・・・。


かなりリアルに作りこまれています。
モノクロの作品で、本当に戦時中のドキュメントと言っても
通りそうでした。
教授の回診風景や病状説明でドイツ語を使うところ、
手術の緊迫感や臓器などもかなりリアルでした。

人を生かす術を学んだはずの医者が
人を殺すために手術、実験をする・・・・というのが
とてもショッキングでした。
しかし、どうしようもないという閉塞感や
戦争中なんだから仕方がない、もうどうなったっていいや
という投げやりな気持ちもわかりました。

ドキュメントのように事件をうつしだしただけなので
後の判断は観ている側に委ねられています。
かなり重いテーマなのであまり社会派でない私は、
どうしたらいいのか困ってしまうほどでした。
なので鑑賞後にスッキリ感はありません。


大人になった今、原作も読み返してみたいなと思います。


posted by マミイ at 04:33| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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