2009年01月24日

リアルなとこと、そうでないとこと


チーム・バチスタの栄光
製作2008年 日本 監督:中村義洋
原作:海堂尊
脚本:斉藤ひろし、蒔田光治
出演:竹内結子、阿部寛、吉川晃司


現役の医師が原作者という事で興味津々で観ました。
外科医を経て病理医になったらしいですが、
外科医っぽい視点だな〜と思いました。


(あらすじ)
成功率60%という難易度の高い心臓バチスタ手術。
東城大学病院では驚異の成功率を誇る
「チーム・バチスタ」がいた。
しかし、突如3例続けて術中死があいつぎ
病院長は心療内科医の田口に原因調査を依頼する・・・・・。


外科医役の俺様一番!的なキャラや神経質なキャラは
「あ〜、こういう人いるわ〜。」ってリアリティが
すごく感じられました。
でもその他の人たちがあんまり・・・・・。
心療内科医が患者の死に関わっていないような描き方でしたが
それってどうなの?と思いました。
主要人物を動物に例えているのはわかりやすかったですが、
それを正式な報告書に書くなんて、
この人どうかしてるんじゃないか?と思いました。

余談ですが、原作者の公式HPで田口が「神経内科医」と
されているのも不満です。
神経内科医と精神科医・神経科医・心療内科医は別物です。
精神科から神経内科に枝分かれしたので
昔は精神科の医者が神経内科の領分もやっていた時期も
ありますが、今はわかれているのに・・・・と
その点が気になってしょうがなかったです。

だいたい、成功率が60%のはずなのに、
みんな「心臓が再鼓動しません!」と、とりみだしすぎです。
DCショックとか再鼓動しなかった時のために
準備しておくべきじゃないのか?とツッコミながら
みてしまいました。

まあ、わ〜わ〜言いながらも最後までみたので
結局はおもしろかったのかも。
原作は映画よりも格段に評価が高いので
原作を読んだほうがいいのかもなぁ。
(原作では田口は男なのだそうな。
本作では竹内さんはほんわかしていい感じでした。)

posted by マミイ at 17:30| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サスペンス・ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。