2009年01月03日

すばらしき不屈の心


奇跡の人 原題:THE MIRACLE WORKER
製作1962年 アメリカ 監督:アーサー・ペン
原作:ウィリアム・ギブソン
脚本:ウィリアム・ギブソン
出演:アン・バンクロフト、パティ・デューク


有名なヘレン・ケラーとサリバン先生のお話です。
とはいえ、私はこの映画を観るまでは漫画「ガラスの仮面」でしか
観た事はなかったのですが。
子育てをしている自分にはとても感慨深いお話でした。

(あらすじ)
ヘレン・ケラーは生後19ヶ月でかかった熱病の後遺症により
目が見えず、耳も聞こえず、言葉を話すことができなかった。
不憫に思った両親はヘレンのやりたいようにさせていた。
ヘレンの家庭教師としてやってきたアニー・サリバンは
ヘレンに手話を教えようとするが・・・・・。


かわいそうだから不憫だから、と哀れみを与えるのは
簡単にできますが、されている本人には何の得にもなりません。
子供がかわいいからと好きにさせるだけでなく
物事の意味を教えて正しい道に導くのは
親の責任だと思いました。
(親が何もかもレールを敷くのもまた、大問題ですけどね。)

物に名前があることすら知らず、
ただ思うように生きていただけの少女に
秩序を教え、人間らしく生きるようにするというのは
並大抵の苦労ではなかったと思います。
サリバン先生の不屈の心は素晴らしいです。
その心があったからこそ、ヘレンの心を開き
ヘレンに新しい世界を見せてあげる事ができたのだと思います。
posted by マミイ at 17:25| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 実在の人物・事件が元ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。m(__)m

私は、小学生の時に伝記を読み、中学校でこの映画を観て衝撃が走りました。

体に障害があっても、努力すれば健常者のように生活出来るし、社会に溶け込む事だって出来るのだと知り、感動しました。

大変だけど、社会のルールを守ることは大切だと、強く感じました。

TBします。
Posted by 蔵星 at 2009年01月04日 16:30
蔵星さん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

映像で観るとわかりやすい分、
感銘を受けやすいですよね。
私もこの映画、とっても感激しました。

今、私は親として教える立場になりましたが、
イチから教える事になんと根気の要ることか!
私もサリバン先生のような愛情と不屈の心、
もちたいです。
Posted by マミイ at 2009年01月04日 21:07
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