製作1963年 イギリス 監督:アンソニー・アスキス
脚本:テレンス・ラティガン
出演:エリザベス・テイラー、リチャード・バートン
オーソン・ウェルズ、マギー・スミス
予備知識ナシに観ましたが、しっとりとした群像劇でした。
色んな恋の話があり、いろんな意味での大人の恋愛ドラマでした。
(あらすじ)
の空港は搭乗待ちの人々でごった返していた。
VIPルームには映画製作者のブーダと女優のグリッティ、
青年実業家のマングラムと女性秘書、
大富豪のアンドロス夫人などがいた。
脱税目的や会社乗っ取られの危機打開、不倫の逃避行など
それぞれ思惑があり今日中に離陸したいが、
霧のために搭乗は延期を繰り返し・・・・・。
ほとんどの登場人物のお話に恋愛がからんでいます。
私が一番好きなのは実業家と女性秘書の話です。
マギー・スミス演じる女性秘書がとっても健気です。
傍から観ると好意を持っていることは丸わかりなのですが
胸に秘めたまませっせとお仕事に励んでいます。
その姿がかわいらしいです。
メインはエリザベス・テイラー演じる大富豪夫人のお話です。
二人の男性の間で揺れる女心・・・・・
終わり方はなんとなく釈然としませんでした。
でも多分、どっちの男性を選んでも同じ思いをしたと思います。
(この先も別の選択をしていたら・・・と思い悩む時が
来ると思います。)
ホント、どっちを選んだらいいのか難しいと思いました。
それぐらい、二人とも魅力的でした。
私はあんまり旅行をしないので
悪天候で予定が狂う事は体験した事がないのですが、
実際はもっと大変なんでしょうね。
ホテルとか準備してもらっていたけれど、
やっぱりVIPの人たちだけなのでしょうか?
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