ウェイキング・ライフ 原題:WAKING LIFE
製作2001年 アメリカ 監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター
声の出演:ワイリー・ウィギンズ、イーサン・ホーク
不思議な映画でした。
一応アニメなんですが、実写映像に色を塗ったので
今まで見慣れているアニメとは色使いが違っていて
慣れるまで時間がかかりました。
言ってる事も哲学的ですごく難しく、頭で処理するのが大変でした。
(あらすじ)
男はある日自分が夢の中にいる事を知る。
何度も目覚めるが、目覚めた後も夢の中。
男は様々な夢を見るが・・・・・。
今、私たちがいる世界が夢なのか、現実なのか、
どうやって区別したらいいのでしょうか?
私は中学生の頃、江戸川乱歩の「人間椅子」やら
「屋根裏の散歩者」とかを読みふけっていました。
江戸川乱歩の座右の銘は
「うつし世は夢 よるの夢こそまこと」なのですが、
この言葉を知った時はすごく衝撃を受けました。
この映画を観て、その時のコトがよみがえりました。
夢だろうが、現実だろうが
本人が満足できる世界がどこかにあればいいなぁと思います。
本人さえよければ、それでいいじゃん!
・・・・・っていうのはダメなんでしょうか。
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