ロッキー・ザ・ファイナル 原題:ROCKY BALBOA
製作2006年 アメリカ 監督:シルベスター・スタローン
脚本:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン、バート・ヤング
マイロ・ヴィンティミリア
私は「ロッキー」シリーズには思い入れがない人なので
正直言って、最初に予告編をみた時は
「またやるのぉ?」って思ったんです。
でも、何度も何度もあのテーマソングを聴くうちに
やってもいいんじゃないかな、と思えてきたんです。
勝ち負けなんて関係ない、挑戦する事に意義がありますね!
(あらすじ)
ボクシングで2度の王者に輝いたロッキー・バルボアは
愛妻エイドリアンを亡くし、小さなレストラン
「エイドリアンズ」を経営しつつましく暮らしていた。
息子ロバートは有名人である父の影に反発して家を出ている。
心の喪失感をぬぐえないロッキーは再びボクシングを
始めようとするが・・・・・。
ロッキーの夢は多分、シルベスター・スタローン自身の
夢だと思うんです。
過去に素晴らしい偉業を達成し、レストラン経営もうまくいって
今でも人気があって妻を愛し、若い子からも慕われ・・・って。
(確か、シュワちゃん達との共同経営のレストランって
破産してませんでしたっけ?)
でも、そんな夢は年をとったら誰でもみるもんだと思います。
だからこそ、がんばるロッキーを応援するし、
倒れても倒れても立ち上がるロッキーに声援を送るのです。
ロッキーをそれほど知らなくても楽しめました。
息子役のマイロ・ヴィンティミリアは「ヒーローズ」の
ピーターでおなじみの俳優さんです。
ちょっと繊細な偉大な父の影にかすんじゃう息子を
上手に演じてました。
ラストもうまくしめられてました。
邦題はわざわざ「ファイナル」にしなくても
よかったんじゃないかな、と思いました。
まあ、最後だと思うと観る人が増えるかな。
さすがにこの次の話は無理でしょうし。