サンキュー・スモーキング 原題:THANK YOU FOR SMOKING
製作2006年 アメリカ 監督:ジェイソン・ライトマン
原作:クリストファー・バックリー
脚本:ジェイソン・ライトマン
出演:アーロン・エッカート、キャメロン・ブライト
ウィリアム・H・メイシー
私は煙草は吸わないし、吸ってみたいとは思わないですが
吸ってる人を見ても何も思わない人です。
煙草のパッケージとかはかっこいいですよね。
オープニングがおしゃれでした。
(あらすじ)
ニック・ネイラーはタバコ業界の広報担当。
巧みな話術で世間の非難を軽やかにかわしている。
水を得た魚のように仕事をこなすニックだったが・・・・。
私は弁がたつほうではないので、
主人公の説得力はうらやましかったです。
このブログだって、読み返してみると何を言いたかったのか
わかんない事が多いですが、ニックは自分の言いたいほうへ
さりげなく話題をすりかえて周囲を納得させてしまうのです。
タバコは癌を起こす悪者かもしれないけれど、税収の一部だし
タバコ会社から無理矢理吸わされてるのではなく、
大人が自分の意思で買って吸ってるわけですよね。
なんであんなにバッシングされちゃうんでしょう?
まあ、副流煙で吸いたくない人まで吸っちゃうから
ある程度のルール作りは必要だと思いますが。
ニックの息子がかなり精神的に大人で
ちょっとできすぎ!?とは思いますが、それはそれで
よかったと思います。
ニックが子ども扱いせずに常に説明して
自分で選択させてきたからなのでしょうね。
こういう親子関係ってうらやましいなと思いました。
キャメロン・ブライトは『記憶の棘』でも
かなり大人びた子供役だったのですが、そういうの上手です。
色々な情報を提示して、最終的に自分で選ぶっていうのが
とっても大事な事だと思います。
何でもかんでも禁止すればいいってもんじゃないですね。