シャーロットのおくりもの 原題:CHARLOTTE'S WEB
製作2006年 アメリカ 監督:ゲイリー・ウィニック
原作:E・B・ホワイト
脚本:キャリー・カークパトリック、スザンナ・グラント
出演:ダコタ・ファニング
原作は児童書のベストセラーなのだそうです。
いいお話だとは思いましたが、実はそんなに感動しませんでした。
先日号泣した息子もそれほどでもなかった様子。
せっかく、一緒に観ようと吹き替え版観たのに・・・・・。
人生なかなか思い通りにはいかないもんですな。
(あらすじ)
子豚のウィルバーは生まれてすぐに処分されそうになったが
牧場の娘ファーンに助けられ、隣の農場の世話になる事に。
幸せな日々を送っていたウィルバーだが、クリスマスに
食べられてしまう事を知りショックを隠せない。
そんな時に出会った蜘蛛のシャーロットと友達になり
シャーロットはウィルバーを助けようと頑張るが・・・・・。
まず最初に思ったのは、ウィルバーさえ助かれば
残りの子豚達はどうなってもいいのか?という事です。
ファーンは幼いけれど、牧場に生まれ育ったのだから
豚がどうなるのかは知っているはず。
ウィルバーだけ殺さないで、食べないでっていうのは
ちょっとどうなのかな、と思ってしまいました。
とはいえ、この映画、そんなに人間がでないので
その辺はよかったです。
実はファーンはそんなに活躍しないんです。
動物達がそれなりに力をあわせて
どうしたらウィルバーが食べられないかを考える。
蜘蛛と豚という異種間の友情、
限りある命の大切さ、尊さ、
約束を守る事の大切さを教えてくれます。
一生懸命仕事をしたシャーロットは褒められず
賞賛をあびるのはウィルバーだけ。
その点もどうなのかな〜?
シャーロットは名誉のためじゃなく、
友情のためにがんばったからそんなコトは
どうでもいいんでしょうが、ちょっと気になってしまいました。
メインは子豚と蜘蛛の友情物語なので
正直、ダコタ・ファニングちゃんのエピソードは
いらなかったんじゃないかと思いました。
・・・・・ダコタ・ファニングちゃんは好きなんですが。
かなり大人になりましたね〜。
アマゾンでは本の評価はかなり高いので
いつか原作に挑戦してみたいです。
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優しい母親みたいでしたよね。
吹き替え版は鶴田真由さんでした。
次は字幕版を観てみようと思います。
ネズミのテンプルトンがスティーブ・ブシェミだったので。