2008年10月09日

不思議な質感


うつせみ 
製作2004年 韓国 監督:キム・ギドク
脚本:キム・ギドク
出演:イ・スンヨン、ジェヒ


不思議な映画でした。
主人公ひとっことも発しないし。
恋愛に言葉は必要ないって事なんでしょうか?
でもラブストーリーというよりは、怖かったです。

(あらすじ)
青年は留守の家に侵入し、風呂に入ったりご飯を食べたりと
気ままな生活を送っている。
ある日留守だと思って侵入した家には夫からDVを受け
監禁状態のソナがいた。
青年はソナを連れ出すが・・・・・。


一応テソクって名前があるようですが、
そういうのはほっとんど情報がないので
映画を観てる最中は主人公の名前も素性も
まったくわかりませんでした。

2人は何か魅かれあうものがあり、
何も言わなくても通じ合えるものがあった・・・・。
それだけで十分なのだと思います。


モノは盗んでいませんが、
(ルパン風に言うと人妻の心は盗んじゃったかな。)
立派な不法侵入罪なので2人は捕まってしまいます。
そこからが怖かったです。
ラストまで一気に突っ走りました。
ありえな〜〜〜いって感じなのですが、
元々この青年の設定自体がありえないので
この人ならできるかも・・・と思ってしまう部分もあります。
侵入した家の壊れた機械を修理したり、と
ちょっと妖精さんみたいな事もやってたし。

これが究極の愛のカタチ???
いやいや、私は背筋がゾ〜ッとしました。
フツウの恋愛映画では満足できない御仁に。
posted by マミイ at 00:48| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ラブ・ロマンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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