オリヴァ・ツイスト 原題:OLIVER TWIST
製作1947年 イギリス 監督:デヴィッド・リーン
原作:チャールズ・ディケンズ
脚本:デヴィッド・リーン、スタンリー・ヘイズ
出演:アレック・ギネス、ロバート・ニュートン
ジョン・ハワード・デイヴィス
チャールズ・ディケンズの小説が原作です。
ディケンズって言ったら『クリスマス・キャロル』が
有名なような気がします。(私はどちらも未読ですが。)
原作が読んでみたくなりました。
(あらすじ)
救済院で問題児扱いされているオリヴァ・ツイストは
奉公に出されるがやがてロンドンに逃げ出す。
ロンドンの孤児に出会ったオリヴァは
窃盗団を率いるフェイギンの元に連れて行かれ・・・・・。
オリヴァ少年、青白いです。薄幸です。
主人公の割にはあまり自分を出さなくって
いっつも周囲に流されてしまいます。
その辺がお金持ちの老人や乳母の心をキュンとさせたのかも!?
オリヴァ少年役のジョン・ハワード・デイヴィスは
TV版Mr.ビーンの監督さんなのだそうです。
この頃はコメディなんて微塵も感じさせないので
(役柄上あたりまえなのですが。)
ビックリしました。
悪党のフェイギン、めっちゃ雰囲気や顔が怖くって
絶対に捕まりたくない!と思いましたが、
後のスター・ウォーズ、オビ=ワン・ケノービ役の
アレック・ギネスさんなのでした。
イギリスでは超有名なのでテレビシリーズや映画が
何作も作られています。
2005年にロマン・ポランスキー監督も作っているので
それはまた今度観てみようと思ってます。
本作はモノクロだったので、カラー版の
オリヴァがどんな感じになってるか、気になります。
本作のお話は唐突でちょっとわかりにくい部分もありました。
なんでナンシーが急にオリヴァに肩入れするようになったのか
いまだによくわかっていません。
また今度原作に挑戦してみたいと思います。