夢のチョコレート工場
原題:WILLY WONKA & THE CHOCOLATE FACTORY
製作1971年 アメリカ 監督:メル・スチュアート
原作:ロアルド・ダール
脚本:デビッド・セルツァー
出演:ジーン・ワイルダー、ピーター・オストラム
ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」の映画化です。
ティム・バートン版の方がより原作に忠実ですが、
この時代にここまでの事ができているのは十分すごいと思いました。
(あらすじ)
家が貧しくてご飯もまともに食べられないが
家族思いで心の優しいチャーリー少年は
ワンカのチョコレート工場がある町に住んでいる。
ワンカのチョコレート工場には誰も入った事がなく、
誰も出てきたのを見たことがない。
ある日チョコレートに工場への招待券が入っていると報じられ、
世界中の人がチョコを買いあさるが・・・。
色使いなどはおとなしめですが、
教訓もたっぷりちりばめられていてオススメの逸品です。
不思議で素敵なお菓子に囲まれて夢がいっぱいだけど、
ルールを破るとどうなるか・・・をきちんと教えてくれます。
でも、「子供だけが悪いのか。」
「こうなったのは誰のせい?パパとママのせい。」
・・・・と、親としては耳の痛い部分もあります。
子供に罪はないです。
子供の言うなりになるだけでなく、
親が教えなきゃいけないルールはきちんと教えないといけない。
子供よりも親が観たほうがいいのかも!?
ロアルド・ダールの原作がおもしろいので
ぜひとも機会があれば読んでほしいです。
柳瀬尚紀さんの訳がおもしろいです。
子供たちの名前も作者はバッチリ言葉遊びしているので
その辺も最後に解説されています。
【関連する記事】