製作1969年 フランス・イタリア 監督:ジャック・ドレー
脚本:ジャン=クロード・カリエール、クロード・ソーテ、
ジャック・ドレー、ジャン・コー
出演:アラン・ドロン、ジャン=ポール・ベルモンド
フランスの2大スター共演のギャング映画です。
チンピラから成り上がる2人、
血で血を洗う抗争もあるのですが、テーマ曲が軽妙なので
(アレンジは多少変わりますが)救われる部分が多かったです。
(あらすじ)
1930年、マルセイユ。
ロッコは武装強盗の罪で投獄され出所したが、
情婦のローラはカペラという男と出て行った。
ローラを追ったロッコはカペラと出会い、意気投合する。
2人は徐々に暗黒街のボスへの道を歩むが・・・・・。
アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンド、
2人が出てお互いを見て微笑む、それだけでいいです!
男の友情を感じました。
スーツが多いですが、着こなしもそれぞれ粋で
思わず見とれてしまいました。
ギャングの復讐に次ぐ復讐で終わりの見えない抗争は
重苦しくて私はあんまり好きではないのですが、
音楽がそんなに重たくないせいか観れました。
(逆にそういうジャンルが好きな人は物足りないかも。)
『ボルサリーノ2』は1の後日談で
かなり本格的な抗争映画らしいです。
機会があれば観てみようかなぁ。
ところで、タイトルの「ボルサリーノ」
すっごい聞き覚えがあるな〜と思ったら
ブルーハーツの(というか、マッチのかな。)
「アンダルシアに憧れて」の歌詞で出てきてましたね。
「ボルサリーノ」ってイタリアの帽子メーカーらしいッス。
ここのメーカーが出してる中折れ帽が超有名になって
中折れ帽をボルサリーノというようになったんだとか。
そういえば、この映画にも帽子出てきてたなぁ。
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