ウルフ 原題:WOLF
製作1994年 アメリカ 監督;マイク・ニコルズ
脚本:ジム・ハリソン、ウェズリー・ストリック
出演:ジャック・ニコルソン、ミシェル・ファイファー
ジェームズ・スペイダー
素のままで十分にワイルドな顔のジャック・ニコルソンが
半人半妖の狼男になってしまいます。
『キャットピープル』みたいなホラーではなく、
どっちかというとドラマがメインではありました。
(あらすじ)
編集局長のウィルは出版社の合併によりクビ寸前。
ウィルはある満月の夜に狼に噛まれてしまう。
その後、嗅覚や聴覚が異常に鋭敏になり・・・・・。
ジャック・ニコルソンがちょっと毛深くなったくらいじゃ
全然フツウと変わらないですね。
鼻や耳をヒクヒク動かすのも普段からできそう!?
そんなこんなで狼男には敵役かもしれません。
ただ、いかんせん年齢が・・・・・。
新社長の娘と恋に落ちるのですが、
娘役のミシェル・ファイファーもキレイですが、
ちょっとアダルティ〜。
30代と50代の恋愛・・・・・そんなに甘いものはなく
ロマンチックな印象はありませんでした。(失礼)
部下のジェームズ・スペイダーは
『セックスと嘘とビデオテープ』でもそうだったのですが、
本心が読めない愛想笑いっていうか、うすら笑いっていうか
そういう表情がうまいですね。
・・・・・・好きです。
狼は模型である事がすぐにわかる作りです。
ディズニーのドラマ『サブリナ』に出てくる黒猫みたいな感じ
・・・・・・って知らないですかね。
(劇中ではあまり登場せず、ジャック・ニコルソンが
走って飛んで鹿などの獲物を追いかけます。)
怖いとちっとも思わなかったので、
純粋なホラーではないような気がします。
かと言って恋愛モノでもないような・・・・・・
半人半妖を扱ってるからか!?
ちょこっと中途半端な感じです。