フロント・ページ 原題:THE FRONT PAGE
製作1974年 アメリカ 監督:ビリー・ワイルダー
原作:ベン・ヘクト、チャールズ・マッカーサー
脚本:ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド
出演:ジャック・レモン、ウォルター・マッソー
スーザン・サランドン
携帯もパソコンもない時代に新聞を作るっていうのは
すんごい事だったのだな〜と改めて思いました。
ジャック・レモンとウォルター・マッソーの
息のあったかけあいもすっごくおもしろかったです。
(あらすじ)
イグザミナー紙の腕利き記者ヒルディは結婚を境に
新聞業界を引退しようとしていた。
編集長のバーンズは何とかしてヒルディを引きとめようとする。
そんな時に翌日に死刑になるウィリアムズが
刑務所を脱獄して・・・・・・。
記者クラブのいけてない集団たちとのやりとりなど
最初はちょっとダラダラしてるのですが、
事件が起こってからはテンポよく事が運びます。
引退すると言いつつも、イキイキと仕事をする
ジャック・レモンは見てて楽しいです。
ウォルター・マッソーもいいですね〜。
ラスト、相変わらずニヤリとさせてくれます。
騙し騙され、何だかんだ言いつつ仲良しって
うらやましいな〜と思いました。
・・・・・まあ、あんまり騙されたくはないですけど。(笑)
それにしても、新聞を作るって言うのは
すごい大仕事だったのですね。
昔は文字を一つ一つ選ばなきゃいけないし、
記事はコロコロ変わっていくし・・・・・。
不便な時代だったけれど、この時代だからこそ、
情報が錯綜しておもしろくなったのだな〜と思いました。