昼下りの情事 原題:LOVE IN THE AFTERNOON
製作1957年 アメリカ 監督:ビリー・ワイルダー
原作:クロード・アネ
脚本:ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド
出演:ゲイリー・クーパー、オードリー・ヘプバーン
「情事」って言うほどあからさまな濡れ場!?はありません。
相手にあわせようと一生懸命背伸びするオードリーが
とってもキュートでした。
(あらすじ)
パリに住む私立探偵の娘アリアンヌは父の仕事のファイルを
盗み見ては色んな想像にふけっている。
ある日様々な女性と浮き名を流すフラナガンという
アメリカ人富豪が不倫相手の夫に命を狙われている事を
知ったアリアンヌはフラナガンの滞在している
ホテルへと赴くが・・・・・・。
オードリー・ヘプバーンが色んな男を渡り歩いている
百戦錬磨の悪女のふりをするのですが、
あくまでもフリなのでかわいらしいのです。
(多分、私はオードリーには清楚でいてもらいたいのだと
思います。)
そんなアンバランスさにメロメロになったフラナガン氏の
気持ちがわかるような気がします。
(演技である事に気づかないのは恋しているが故でしょうね。)
小道具の使い方がおしゃれです。
真夏なのに毛皮のコート着たり、
どこにでも楽団がついていったり・・・・
サウナで汗だくで演奏してるのは大笑いしちゃいました。
ラストもロマンチックでいいです。
感激で鳥肌がたっちゃいました。
ビリー・ワイルダーは締めが最高に上手いと思います!
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