2008年06月16日

人間は勝手な動物


キングコング 原題:KING KONG
製作1976年 アメリカ 監督:ジョン・ギラーミン
脚本:ロレンツォ・センプル・Jr
出演:ジェフ・ブリッジス、ジェシカ・ラング


巨大なコングが大暴れするパニック映画なんですかね?
でも、コングは何も悪くないです。
人間の汚さ、利己的な部分が浮き彫りにされ
ラストなんて観ててつらかったです。

(あらすじ)
ペトロックス社のウィルソンは新たな油田を求め
南太平洋の霧に包まれた島に向かっていた。
動物学者のジャックは島には巨大生物がいるという噂を聞きつけ
ペトロックス社の船に密かに乗り込む。
海上で遭難していた美しい女性ドワンを助けた一行は
島でコングと呼ばれる巨大なゴリラと遭遇する・・・・・。


自己の利益の為に生きるというのは人間の本能だと思いますが
他はどうなってもかまわない・・・と思っているのなら
世の中、悲しすぎます。

ウィルソンは金儲けの事しか考えていないし、
ドワンは美しいけれど、自分がスターになる事を夢見て
結局はコングの事なんか誰も考えていないんです。

勝手に大都会に連れてこられ、パニックの犯人にされ
危ないから殺せと言われる・・・・
人間ってなんて勝手な生き物なんでしょう。
純粋なコングの目が悲しかったです。

パニック映画というよりはコングの悲恋映画かな。
posted by マミイ at 23:15| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『キングコング』(1976)
Excerpt: 昨日の深夜にテレビで放送していたので、録画して久々に見ました。 この作品は日本では1977年のお正月映画として公開されたのですが、初めて(本格的に)洋画を映画館で見たという、自分にとっては記念すべき..
Weblog: 【徒然なるままに・・・】
Tracked: 2008-06-16 23:36

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