バベル 原題:BABEL
製作2006年 アメリカ
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子
かなり酷評が多かったので期待せずに観ましたが
それほど悪くもありませんでした。
この人の映画ってちょっと予習が必要なのかも。
(あらすじ)
モロッコを旅行中のアメリカ人夫妻。
夫婦の仲は冷えきっており関係を修復しようとしている。
そんな時に羊飼いの少年が放った一発の銃弾が妻の体を貫く。
その銃の持ち主は日本人である事が判明、
彼には耳の不自由な娘がいた・・・・・。
「バベル」とは旧約聖書に出てくる町の名前です。
町の人々は天まで届くバベルの塔を建てようとしたが
神はそれを快く思わず、人々に別々の言葉を
話させるようにした。
その結果人々は統制がとれずばらばらになり、
全世界に散っていった。(Wikipediaより引用)
予告編ではガンガン流れてたのですが、
本編では全く触れられていないのです。
だから、いきなり観るとなんのこっちゃか
わからないかもしれません。
同じ人間でも違う国の人の事や自分と違う状況の人の
考えてる事はよくわかりません。
それどころか、家族や夫婦であっても他人、
わかりあえない部分はあると思います。
この映画の主題はココにあるのだと思います。
外国の人や障がい者、見ず知らずの他人に対して
畏怖の念を抱く・・・・・
作中の言葉で言えば「バケモノみたいにみる」という事は
誰もが無意識にやっている事かもしれません。
道を歩いてるだけで刺されるかもしれない昨今、
何者かわからないものに対して警戒心を抱く事は
必ずしも悪い事ではないかもしれませんが、
バケモノと思われたほうはたまったものではありません。
通じ合えないもどかしさ、苛立ちを感じました。
完璧に通じ合えることはできないかもしれないけれど、
それでもヒトはヒトとつながっていたい、
歩み寄ろうとしているのです。
・・・・といいように解釈しましたが、
コレも勝手に私がそう捉えただけで
監督の思惑は別のところにあるのかもしれません。
結局、他人は他人を理解する事はできず、
思いこみや決めつけで理解したと思いこんでるだけなのかも。
まあ、それはそれでいいんじゃないかな〜と思います。
自分さえよければ、それでOK!?
かなりお久しぶりですよね。いつもコメントしてくれるのに、全然顔を出せなくてゴメンナサイ!!
“バベル”は観たときこれっっっっっっぽっちも理解出来ませんでした。(笑)
何かね、何が言いたかったのか全然分からなくて。
ブラピーの演技が印象的だったなぁ。ぐらい。(笑)
他の方の記事を読んでやっと理解できたんだけど。(笑)
通じあえないもどかしさって誰もが感じてる事ですよねー。
自分じゃない誰かに自分の気持ちを理解してもらうには結構根気がいりますよ。
何が言いたいのかわからない
・・・・・実はコレが一番監督の言いたい事だったりして。(笑)
自分の気持ち・・・なかなか伝わらないですよね。
私はブログで感想や自分の気持ちを書くけど、
書いたものを読んでも何が言いたいのか
自分でもわからない事の方が多いです。
・・・・っていうか、全部意味不明です!?
意味不明な文を読んでくださってありがとうございます。
またお暇な時にふらりと遊びに来てください。
サッパリわかりませんでした。
わからない僕が悪いんですけど、やっぱりわからない。
見方が狭いのかもしれないし。
スゴかったですからね。
僕のレビュー。
酷評もあそこまでいくと相当精神ヤバイんじゃないかと。うん。
撮ってる監督本人が、何をやっていいのか困ってるのかなぁって思ってしまいました。(笑)
珍しく酷評されてましたね。
私が師匠のブログに遊びに行くようになってから
初めての酷評だったような気がします。
いつも、何か、どこか良かった点をあげていますから。
事前に学習が必要な映画を作られても困りますよね。
な〜んも考えずに観始めて、
気がついたらひきこまれてて
世界にドップリはまってしまうのが
おもしろい映画だと思うので。
監督は困ってたのかも。
困り果てて何やっていいのかわかんないけど
とりあえず出品してみたら
なんか立派な賞までもらっちゃったし。(笑)
今後の方向性がますます楽しみで
私はコッソリと注目してます。